ボランティア大学生101名を4年間追跡調査した。デジタルペンを用いた内田クレペリン検査、生活習慣質問票DIHAL.2、5因子性格分析NEO-FFI、食習慣質問票BDHQを実施した。筆跡の時間情報で高リスク群と低リスク群に分けた。その結果、4年次のメンタルヘルス不調のリスクは1年次のメンタルヘルス不調のリスクと有意に関連した(p < 0.001)。また、1年次における性格では、4年次の高リスク群は低リスク群と比較して調和性スコアが有意に高かった(p < 0.01)。さらに、4年次の高リスク群は低リスク群と比較して銅、ビタミンB2、葉酸とパントテン酸の摂取割合が有意に高かった(p < 0.05)。
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