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2020 年度 研究成果報告書

高齢者に不足しがちな微量栄養素の補充による認知機能低下予防効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01866
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関城西大学

研究代表者

加園 恵三  城西大学, 薬学部, 教授 (90177387)

研究分担者 加藤 勇太  城西大学, 薬学部, 助教 (20792170)
竹之内 康広  川崎医科大学, 医学部, 助教 (30582233)
大竹 一男  城西大学, 薬学部, 准教授 (50337482)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード認知症 / 軽度認知障害 / 認知機能検査 / 微量栄養素 / 高齢者 / HDS-R / MMSE / ADAS-Jcog
研究成果の概要

高齢者に不足しがちな微量栄養素の補充による認知機能低下予防効果の検討
1.認知機能低下早期発見にADAS-Jcogは有用である:よく用いられているHDS-RおよびMMSEと比較して、ADAS-Jcogは年齢との相関が高く、認知機能低下の早期発見に役立つ可能性が高いと考えられた。2.微量栄養素補充による認知機能低下予防効果が期待できる:男性のテゾン群は、コントロール群と比較して、HDS-RおよびADAS-Jcogによる認知機能検査における低下が有意に抑制された。一方、女性では両群に有意差を認めなかった。

自由記述の分野

代謝学・内分泌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本は、2007年に65歳以上の高齢者人口が全体の21%を超え、超高齢社会に突入した。高齢者の増加に伴い、認知症患者数も増加の一途をたどっている。増加する認知症への対策として、認知症の前駆段階である軽度認知障害、あるいはそれ以前の段階で感知し、かつ、認知障害が進行しないための支援方法の確立は重要課題である。今回私どもは認知症の早期発見に、ADAS-Jcogが有用であること、また、高齢者に不足しがちな微量栄養素の補充による認知機能低下予防効果が期待できることを報告した。

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公開日: 2022-01-27  

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