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2019 年度 研究成果報告書

機能性ペプチドを利用した受容体特異的分子プローブの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01954
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物分子化学
研究機関東京薬科大学

研究代表者

片桐 文彦  東京薬科大学, 薬学部, 講師 (60420642)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードペプチド / 遊走 / 受容体 / ケミカルバイオロジー
研究成果の概要

生体の機能は、リガンドが受容体に特異的に結合することで引き起こされる。受容体特異的な分子プローブの開発は、受容体の機能を明らかにするだけに留まらず、疾患の原因解明や創薬に直結する。本研究課題では、著者らが所有する基底膜タンパク質「ラミニン」のアミノ酸配列を網羅する合成ペプチドライブラリー(ラミニンペプチドライブラリー)のスクリーニングによって見出された機能性ペプチドの構造と生物活性の関連を明らかにし、さらに修飾することで受容体特異的な分子プローブの開発を行った。

自由記述の分野

ペプチド科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

著者らは、ラミニンペプチドライブラリーから見出された機能性ペプチドをリポソームに結合させてDDSへの応用、高分子多糖に結合させて組織工学などへの応用を既に報告しており、その有用性が証明されている。本研究課題の成果は、疾患の原因解明に役立つ分子プローブを提供できたり、医薬品の候補化合物を提案できたりするだけでなく、ES細胞やiPS細胞の機能維持機構の解明、さらには安定した培養条件の確立などにも応用でき、再生医療にも応用できるものと期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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