研究課題/領域番号 |
17K01980
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
明間 立雄 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 名誉教授 (60128585)
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研究分担者 |
藤岡 仁美 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (50410064)
舩橋 利也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (70229102)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ミクログリア / CX3CR1 / CD68 / AAV / Cre / DIO / dTA |
研究実績の概要 |
Creを発現した細胞特異的にその細胞を消去させるdiphtheria toxin A subunit (dTA)、もしくはその細胞特異的に機能を調節するDesigner Receptors Exclusively Activated by Designer Drug (DREADD)法を用いるために、ラットのミクログリアに特異的、すなわち、CX3CR1によって駆動されるCreを組み込んだknockin動物をRat Resource & Research Center RRRCより導入予定であったが、大幅に遅れた。しかし、現在は導入された。一方、ミクログリア特異的CD68のプロモーターでDREADDを発現するAAV、すなわちAAV-CD68-DREADDを発現させたが、ミクログリアに特異的な発現は観察されなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
最大の理由は、米国よりCX3CR1ーCreラットの導入が遅れたことである。現在は導入がすんで繁殖中である。また、オプションでマイクログリアに特異的に発現すると報告されていたAAV-CD68が、ニューロンに多く発現していたため、本来の目的には使用できなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
CX3CR1ーCreラットが本学実験動物施設に導入されたため、今後は、海馬のミクログリアにAAV-dTAを発現させ消去し、学習や行動の及ぼす影響を検証する。そのためには、まず、AAV-CMV-DUO-eGFPを発現させ、十分にミクログリアにターゲットしている事を確認し、AAV-dTAを発現させる。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度はCX3CR1ラットの輸入が停止していたため実験が進行せず、よって使用額に差異が生じた。また、前年度より、消耗品などの持ち越し分があり、それを利用したため本年度は消耗品費を使用しなかった。
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