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2022 年度 研究成果報告書

日本の少女文化におけるアメリカ表象の歴史的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02086
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ジェンダー
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大串 尚代  慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (70327683)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード少女文化 / 少女マンガ / アメリカ表象 / アメリカ女性文学 / 文化受容 / 外国表象 / 大衆文化 / サブカルチャー
研究成果の概要

本研究の目的は、日本の少女文化におけるアメリカ文学・文化の受容について、その歴史的背景を明治期に遡り、第二次世界大戦後の民主化政策を経た1970年代までを考察することであった。本研究期間には、アメリカでの調査や国会図書館などで収集した資料に関する調査を経て、日本の少女文化の中にいかにアメリカ表象が取り入れられていたか、少女マンガという媒体がいかに重要な文化装置であったかを論じた。その学術的成果として国内外の媒体での論文発表、また国内外での口頭発表を行った。それらをもとにして2021年には単著『立ちどまらない少女たち--<少女マンガ>的想像力のゆくえ』(松柏社)を刊行した。

自由記述の分野

アメリカ文学研究 ジェンダー研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、昨今ソフトパワーとなっている日本のアニメやマンガの中でも、これまでそれほど着目されて来なかった少女マンガを歴史的にたどることにより、その文化的役割について考察したものである。1960年代から90年代の作品を中心に、当時文化の主流とはみなされていなかった少女マンガというジャンルの意義を再考する本研究は、サブカルチャー研究と外国文学研究を交差させ、広い意味での文化研究に資するものと考える。

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公開日: 2024-01-30  

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