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2022 年度 研究成果報告書

移住促進政策と「移住の失敗」の実態調査

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02118
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 観光学
研究機関高知県立大学

研究代表者

宇都宮 千穂  高知県立大学, 文化学部, 教授 (10512098)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード地方創生 / 地方移住
研究成果の概要

本研究の成果は、(1)地方移住をめぐる論点の整理、(2)全国レベルの移住動向の分析、(3)高知県の移住政策、(4)高知県における移住者の現状、以上4つの点である。(1)では、移住行動の変遷について明らかにし、近年では「田園回帰」を志向する人々の存在を確認した。(2)では「田園回帰」の数値データを確認したうえで、国勢調査を用いて東京圏への転入および転入超過率をみた。(3)では、高知県における地方創生と移住者数の関係を明らかにした。(4)では移住者への調査から地方創生が移住者のタイプに与えた影響を明らかにした。

自由記述の分野

地域政策

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究における学術的意義は、①現代における移住を歴史的に捉えたこと②地方移住政策において「田園回帰」を捉えた場合の政策的意義を指摘したこと③地方移住政策が展開するなかでも東京一極集中の流れは弱まっていないことを指摘したこと④移住者の実態調査を定点観測的に行ったことが挙げられる。社会的意義は、①人口減少が著しい高知県における地方移住政策とその影響を明らかにしたこと②地方移住政策を地域がどのようにとらえるべきかを指摘した点が挙げられる。

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公開日: 2024-01-30  

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