研究課題/領域番号 |
17K02120
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研究機関 | 北海商科大学 |
研究代表者 |
橋元 理恵 北海商科大学, 商学部, 教授 (50434791)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 北海道スイーツ / 地域優位性 / ブランド化 |
研究実績の概要 |
本研究では、お土産品としてのスイーツの商品特性に着目し、その優位性と競争基盤を解明することを目的としている。さらに北海道スイーツの優位性を維持、拡大するための戦略の方向性にすることを明らかにしたい。 今年度は前年までの研究で明らかになった統計データから見た北海道スイーツの地域外需要(道外需要)の品目別特徴についての分析結果について、第35回日本観光研究学会全国大会学術論文集に発表した。その概要は、以下のとおりである。 (1)2005年から2014年の10年間の北海道スイーツの地域外需要は2007年をピークとして2012年にかけて低下しているが、2013年から増加に転じている。出荷金額に占める地域外需要の割合は10年間平均で20%である。 (2)北海道スイーツの北海道外需要には品目別で大きな違いが見られる。 さらに、①北海道スイーツの地域外需要と観光の関係、②品目別の地域外需要の特徴、③販路拡大に伴うコストアップ要因への対応、④スイーツクラスターとしての競争優位の発揮について考察をし、さらにインプリケーションを提示した。 次年度は、2020年度に新型コロナウイスの影響で実施できなかったフィールド調査、インタビュー調査を中心に実施し、本研究をまとめる予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度はフィールド調査、インタビュー調査を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響でフィールド調査、インタビュー調査を実施できませんでした。
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今後の研究の推進方策 |
今年度にこれまでの研究の遅れを取り戻し研究を完成させる。 ・北海道スイーツ業界団体へのヒアリング調査 ・北海道スイーツ販売者(百貨店バイヤー、土産物店等)への調査 ・北海道スイーツ売上高企業を中心に出店戦略、インターネット通販についての調査 ・まとめ
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルスの影響でフィールド調査、インタビュー調査を実施する環境でなかったので、予定した費用を使用できませんでした。
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