研究課題/領域番号 |
17K02120
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研究機関 | 北海商科大学 |
研究代表者 |
橋元 理恵 北海商科大学, 商学部, 教授 (50434791)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 北海道スイーツ / 地域優位性 / ブランド化 |
研究実績の概要 |
本研究では、お土産品としてのスイーツの商品特性に着目し、その優位性と競争基盤を解明することを目的としている。さらに北海道スイーツの優位性を維持、拡大するための戦略の方向性にすることを明らかにしたい。 2020年に日本でも新型コロナウイルスが発生し、観光関連事業者に大きな打撃を与えている。北海道は観光客が多数訪れる地であり、北海道スイーツは観光客にとって人気があり、北海道の観光アメニティのひとつとして北海道スイーツは重要な要素である。 そこで、新型コロナウイルスが北海道スイーツ事業者にもたらした営業活動への影響と北海道スイーツ事業者の新型コロナウイルス禍における経営努力の実態を捉えるために北海道菓子協同組合の全会員 に対して質問票調査を実施した。質問票調査の分析結果をまとめ、日本観光研究学会機関紙『観光研究』に投稿し『観光研究』vol.33№2に掲載された。 質問紙調査では、営業活動への影響は新型コロナウイルス前と比べると 90%以上の事業者において売上高の変化があり、それに対して 30%以上の事業者が何らかの新しい試みをおこなう経営努力をしている。しかし新しい試みの実施項目は企業規模や取り扱う主品目との関連については統計的には確認されなかった。 次年度は、2021年度の質問票調査での課題についてフィールド調査、インタビュー調査を中心に実施し、本研究をまとめる予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイスの感染状況により、フィールド調査、インタビュー調査の実施は困難な状況が続いている。しかし、2021年度に実施した質問票調査を足掛かりに今年度はフィールド調査、インタビュー調査を実施したい。
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今後の研究の推進方策 |
今年度にこれまでの研究の遅れを取り戻し研究を完成させる。 ・質問票調査協力事業者を中心としたインタビュー調査 ・北海道各地のフィールド調査 ・まとめ
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルスの影響でフィールド調査、インタビュー調査を実施する環境でなかったので、予定した費用を使用できませんでした。
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