研究実績の概要 |
研究課題である「動物倫理と憐み概念との関わり」を解明するため、以下の著作・論文・学会発表を実施した。今年度は「憐み」概念についての思想的背景理解および動物倫理の状況について、バランスよく進めることができた。・ 鬼頭葉子:シェーラーの『共感』概念とその宗教哲学的背景, 『長野工業高等専門学校紀要』(長野工業高等専門学校)第52号, §1-8, pp.1~8, (2018.6) 鬼頭葉子:生きることと食べること―現代キリスト教神学と動物倫理, 『福音と世界』2018年9月号(新教出版社)、pp.12~17, (2018.8) 鬼頭葉子:動物に対する正義は可能か?, (ワークショップ『動物権理論の展開』), 2018年度日本法哲学会学術大会(東京大学), (2018.11) 鬼頭葉子:『技術の倫理-技術を通して社会がみえる』(ナカニシヤ出版), (2018.11) 第13章 「私たちは誰に配慮しなければならないのだろうか?-生態系と人間」155-165頁 鬼頭葉子:共感・価値・信念-M.C.ヌスバウムの政治哲学における「共感(compassion)」概念と形而上学との接点-, 同志社大学文学部哲学科科研費コロキウム(同志社大学), (2019.3)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
以下の業績は、当初の計画にはなかったが、商業出版社および連携研究者からの依頼があったため実施し、より研究を推進することが可能になったから。 ・ 鬼頭葉子:生きることと食べること―現代キリスト教神学と動物倫理, 『福音と世界』2018年9月号(新教出版社)、pp.12~17, (2018.8) ・ 鬼頭葉子:動物に対する正義は可能か?, (ワークショップ『動物権理論の展開』), 2018年度日本法哲学会学術大会(東京大学), (2018.11)
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