研究課題/領域番号 |
17K02205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古勝 隆一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (40303903)
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研究分担者 |
内山 直樹 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (20449284)
竹元 規人 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80452704)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 章学誠 / 目録学 / 清代学術 / 中国学術史 |
研究成果の概要 |
本研究は、近代以降の中国学術史に大きな影響を与えた、清の学者、章学誠について、目録学の観点から解明しようとするものであり、清朝の学術の様相を解明すべく、章学誠の主著『文史通義』を目録学の観点から研究した。その成果は、以下において公開した。「『文史通義』内篇二訳注(1)」、『東方学報』九二冊、二〇一七年一二月、「『文史通義』内篇二訳注(2)」、『東方学報』九三冊、二〇一八年一二月、「『文史通義』内篇三訳注」、『東方学報』九五冊、二〇二〇年一二月、「『文史通義』内篇四訳注」、『東方学報』九六冊、二〇二一年一二月、「『文史通義』内篇五訳注」、『東方学報』九七冊、二〇二二年一二月。
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自由記述の分野 |
中国学術史研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
章学誠『文史通義』は、中国清代の学術著作のなかにあって、異彩を放つ名著とされ、内藤湖南によって顕彰されたにもかかわらず、こんにちまで、全訳されることがなかった。本研究計画では、同書を全訳し、詳しい訳注を完成させることができた。このことの意義は、中国学術のみならず、全世界の学術史に関心を持つすべての日本語読者にとって有意義であると考える。さらに、本研究計画では、章学誠に関する様々な学術発表もおこなっており、今後、論文集として刊行されることが期待される。
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