研究課題/領域番号 |
17K02238
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
守屋 友江 阪南大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (30340847)
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研究分担者 |
安藤 礼二 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (20445620)
吉永 進一 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (90271600)
赤井 敏夫 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00192873)
長尾 佳代子 大阪体育大学, 体育学部, 教授 (50342522)
末木 文美士 国際日本文化研究センター, 研究部, 名誉教授 (90114511)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 鈴木大拙 / シカゴ万国宗教会議 / 史料翻刻 |
研究実績の概要 |
2017~2019年度は国内外で資料調査を行ったほか、研究成果を論文、研究論集・図書、所属学会での発表、他の科研・研究助成との共催でシンポジウム等で発表した。 2020年度は新型コロナウィルスのため調査実施に制限はあったが、オンラインのデータ共有・打合せやワークショップ開催に切り替えて、前年度に積み残した下記の研究を実施した。 1.2020年6月20~21日、公益財団法人三菱財団人文科学助成金および科研基盤研究(B)20H0119との共催で、シカゴ万国宗教会議を事例に日本仏教のグローバル化を考察するワークショップをZoomにて開催した。国内外から60名を超す参加者があり、発表に対する活発な質疑応答が行われた。6月20日は守屋友江(阪南大学)がプロジェクト趣旨説明、日沖直子(南山宗教文化研究所)、高瀬航平(東京大学大学院)、奥山直司(高野山大学)、長尾佳代子(大阪体育大学)の発表と、末木文美士(国際日本文化研究センター)がコメントを行った。司会兼オーガナイザーは飯島孝良(親鸞仏教センター)と堀まどか(大阪市立大学)が担当した。6月21日は吉永進一(龍谷大学)が二日目趣旨説明、木村智(東京大学大学院)、岡本佳子(国際基督教大学アジア文化研究所)、星野靖二(國學院大學)、杉本良男(国立民族学博物館)の発表と、嵩満也(龍谷大学)がコメントを行った。司会兼オーガナイザーは末村正代(関西大学東西学術研究所)と佐藤清子(聖心女子大学)が担当した。 2.前年度までの海外調査で収集した日本語・英語の一次史料の翻刻を、上記の研究分担者・研究協力者のほか、新たに早川華代、瀬戸祐規、的場美帆、Richard Jaffe, James Dobbins, Wayne Yokoyamaらの協力も得て行った。 3.学術誌に12本の論文、研究論集(共著)に10本の論文を発表し、学会等で5本の発表を行った。
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