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2020 年度 研究成果報告書

多文化共生社会の構築における宗教の社会的役割に関する実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 宗教学
研究機関桃山学院大学 (2018-2020)
関西学院大学 (2017)

研究代表者

白波瀬 達也  桃山学院大学, 社会学部, 准教授 (40612924)

研究分担者 岡井 宏文  早稲田大学, 人間科学学術院, その他(招聘研究員) (10704843)
高橋 典史  東洋大学, 社会学部, 教授 (50633517)
徳田 剛  大谷大学, 社会学部, 准教授 (60346286)
星野 壮  大正大学, 文学部, 専任講師 (60725381)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード移民 / 宗教 / 多文化共生 / カトリック / ムスリム
研究成果の概要

本研究の目的は現代日本で増加する移民に宗教組織がどのように対応しているのか実証的に明らかにすることである。主な調査対象は移民の拠点となっているキリスト教系組織、イスラーム系組織などの宗教組織である。この他、国際交流を目的としたアソシエーションの調査をすることで市民社会と信仰に基づく移民集団との関わりの実態が把握できた。本研究の結果、宗教組織内での多文化共生については一定程度、図られていることが確認できたが、宗教組織外における多文化共生の実現に課題が多くあることが確認できた。本研究の最大の成果は『現代日本の宗教と多文化共生』という書籍を刊行することができたことである。

自由記述の分野

宗教学、社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究プロジェクトの学術的意義は、地域社会をフィールドに設定することで、多文化共生をはじめとする移民研究と宗教社会学における移民研究の接合が実現できたことである。学際的なプロジェクトであったため、社会学を中心に文化人類学、宗教学、社会福祉学における知見を総合することができた。

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公開日: 2022-01-27  

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