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2021 年度 実施状況報告書

生木造形の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 17K02361
研究機関岡山大学

研究代表者

山本 和史  岡山大学, 教育学域, 教授 (40294392)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード3Dスキャンによる検体計測 / ShavingPony / WoodTurning指導 / GreenWoodWork指導 / 雑木利用
研究実績の概要

コロナ対策に関わり大学教育活動へ多大な時間と労力を割かれた状態で、研究自体に新たな展開は無く、データの取り直し(クヌギ)と整斉のみとなっており、検証のまとめの段階で停滞状況にある。
①雑木乾燥変形のデータ検証・【クヌギデータ補完】再度採取し、検体作成/スキャン/乾燥の過程を経てデータ化。・【4種比較】シェル厚3種×木取り方向3種の9パターンが全て揃った4樹種(クリ、クヌギ、コナラ、ヤマザクラ)について比較検証を行った。[比重、体積収縮率、収縮率(外周、繊維方向、接線方向、半径方向)、外径のXY歪み率、T/R(接線方向/半径方向)歪み率、深さ変動率]。・【10種比較】シェル厚9mmのデータが揃った10樹種について同様の比較検証を継続中である。
②GreenWoodWorkの教育研究:昨年同様対面授業がほとんど出来ず、数時間のみであったがSpoon制作において保持治具(ShavingPony-S)の実用効果を確認出来た。
③WoodTurning指導:社会人向け公開講座を実施(2021.9.18~10.03)。昨年の手引書へ縦目取り材の加工(EndGrainBowl)を追加し、希望者へ指導実践。
④助成研究活動の全般を冊子へまとめる準備中。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

全般、昨年同様コロナ対策により大学の通常業務が停滞した部分と、倍増した用務があり当研究に集中できていない。
・コロナの影響で試材の入手が滞り、その後の作業データ作成に影響が出た。
・同様に、学部授業での指導実践が導入程度しか実施できず、確認出来たのは用具の使用効果のみとなった。

今後の研究の推進方策

研究自体に新たな展開はせず、今までの成果を項目ごとにまとめ小冊子とする事、同時に一部をデザイン学会へ論文投稿が目標である。

次年度使用額が生じた理由

研究自体に新たな展開はせず、今までの成果を項目ごとにまとめ小冊子とする事、同時に一部をデザイン学会へ論文投稿が目標である。

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公開日: 2022-12-28  

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