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2020 年度 実績報告書

マス・メディア空間における芸術表現と情報流通の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K02368
研究機関情報科学芸術大学院大学

研究代表者

松井 茂  情報科学芸術大学院大学, メディア表現研究科, 准教授 (80537077)

研究分担者 中西 博之  独立行政法人国立美術館国立国際美術館, その他部局等, 研究員(移行) (20231722)
伊村 靖子  情報科学芸術大学院大学, メディア表現研究科, 准教授 (60647931)
原 久子  大阪電気通信大学, 総合情報学部, 教授 (80411479)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードマス・メディア / 現代芸術 / メディア・パフォーマンス
研究実績の概要

本研究は、第2次世界大戦後の日本の現代芸術の動向を、マス・メディア(放送文化と出版文化)を分母とした文化現象として再配置することを目的としている。
2019年度を最終年度としていたが、研究分担者が、新型コロナウイルス感染症に基づく移動の制限が発生したことで、調査研究に支障を生じ、2020年度、研究活動を延長した。しかしながら、その点での状況の改善がなく、延長して実施する予定の研究活動は適わなかった。
研究代表者は、この間、これまでの研究成果をとりまとめると共に、論文として、1960年代のアートとテレビジョンに関する論考を執筆した。
ひとつは、建築家、磯崎新を中心に、先行する世代の芸術家、同世代のネオ・ダダとの交流を、マスメディアを手がかりに都市デザインえの影響を解釈する試論「出来事(ハプニング)の編纂(アーキテクチヤ) ──都市デザインとしての《SOMETHING HAPPENS》」。
もうひとつは、本研究のとりまとめとして、「マス・メディア空間における芸術表現と情報流通」について、雑誌『現代詩』を事例に、第二次世界大戦後、1950年代のメディア論の受容、綜合芸術運動の相互浸透を確認。マス・メディアを乗りこなそうとした綜合芸術運動の終焉を検証した「マスメディア空間における芸術表現と情報流通──雑誌『現代詩』を事例に」。
本研究を通じて執筆してきた論文と共に、2021年に単著として、『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』(フィルムアート社)として刊行した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力2021

    • 著者名/発表者名
      松井茂
    • 総ページ数
      312
    • 出版者
      フィルムアート社
    • ISBN
      978-4-8459-2030-3

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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