ポーランドのヴィラヌフ・ポスター美術館の協力を得て、神奈川県立近代美術館が所蔵する290点のポーランドのポスターの全容を明らかにし、その内176点を2019年4月から6月まで同館で開催した「日本・ポーランド国交樹立100年記念 ポーランド・ポスター展」で展覧した。それらのデータや考察は図録兼書籍『神奈川県立近代美術館所蔵 ポーランド・ポスターの光彩』に掲載した。残る114点のデータとポスターデザイナーの評伝は、2020年3月に発行した『「ポーランドと旧ソヴィエト連邦の視覚デザインとその周辺領域の比較研究」報告書』に掲載した。また、研究ノート「ポーランドの歴史とポスター芸術の展開」も掲載した。
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