研究課題/領域番号 |
17K02483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
西村 将洋 西南学院大学, 国際文化学部, 教授 (70454923)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ジャポニスム / オリエンタリズム / 芥川龍之介 / 夏目漱石 / ジョン・H・ディクソン / 近代日本美術史 |
研究成果の概要 |
本研究では、1880年代から1920年代を対象に、特に日英同盟期に注目しながら、(1)在英経験を持つ日本人に関するデータ、(2)日本政府の外交文書、(3)英国で発行された日本語雑誌、(4)ロンドン日本協会に関する文献、の4点について基礎的な調査を行った。 加えて、それらの調査結果に基づいて、イギリスで生み出された日本に関するイメージを、芥川龍之介や夏目漱石がどのように受け止めたのかを考察し、論文にまとめた。また、イギリスで発表された日本近代美術に関する論文を翻訳して公表した。
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自由記述の分野 |
日本文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義として、以下の3点を挙げることができる。(1)文学、美術史、政治学など複数の学術領域を横断的に考察することで、異なる研究領域に所属する研究者が、相互に意見交換できるような研究成果を提示することができる点。(2)日英同盟期の資料を発掘することで、国際的な研究に寄与することができる点。(3)日本近代文学の研究を、美術史や外交史との関係を踏まえて、学際的な視点から更新することができる点。
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