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2019 年度 研究成果報告書

新教徒移民が初期近代英国文学に与えた文化的社会的影響に関する総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02528
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関青山学院大学 (2018-2019)
天理大学 (2017)

研究代表者

山本 真司  青山学院大学, 経済学部, 准教授 (80434976)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード英文学 / 新教徒 / 移民 / イギリス / 図像文化
研究成果の概要

本研究は、初期近代英国の新教徒移民を中心とした移入文化の社会文化的背景だけでなく、欧州大陸からの印刷文化の影響をも具体的にジャンル・カテゴリー別に把握・理解する一方、移民文化との関係でルネサンス「バンケット(砂糖菓子のコース)」文化流通のプロセスを初めて詳細に考察した。英国南東部における画家や印刷工を中心に、初期近代英国におけるカルヴァン派新教徒移民の文化的社会的影響を包括的に調査・研究することにより、当時の印刷文化と芸術の関係への理解を総合的に深めることができた。

自由記述の分野

英文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究はオランダ系移民の芸術作品などの図像が、絵や美術装飾品だけでなく、詩や演劇などの文学作品にも多大な影響を及ぼしていることを総合的に調査・分析・考察し、さらにその影響が装飾美術やファッション等の物質文化にまで及び、英国初期近代の視覚・装飾文化において重要な役割を果たしていることを明らかにした。また海外協力者と国際ワークショップを国内で多数開催することによって国内外の研究者だけでなく学生や一般の国民に広く研究成果を公開し、さらにそれらを学会や論文の形で発表することができた。

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公開日: 2021-02-19  

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