2021年3月に出版された竹内理矢明治大学准教授編集の『深まりゆくアメリカ文学――源流と展開』において、筆者はコーマック・マッカーシーの解説を担当した。 本年度は新型コロナウイルスのパンデミックのため、論文発表を予定していた6月の国際学会がきちんと開催されなかった。また、筆者が司会者・世話人を務める、ウィリアム・フォークナー、コーマック・マッカーシー、アースキン・コールドウェルの作品におけるプア・ホワイト表象についてのシンポジウムが9月の日本ウィリアム・フォークナー協会全国大会で開催される予定だったが、コロナのため中止となった。ただし、拙論を含む同シンポジウムの内容は、2021年4月に出版された同協会の学術雑誌『フォークナー』に掲載された。
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