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2020 年度 実施状況報告書

日本におけるギリシア演劇の受容と世界的発信に関する実証的総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K02590
研究機関信州大学

研究代表者

野津 寛  信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (20402092)

研究分担者 納富 信留  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)
吉川 斉  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 助教 (60773851)
葛西 康徳  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (80114437)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード西洋古典学 / ギリシア悲劇 / 受容 / 比較文学 / 能
研究実績の概要

葛西(研究分担者)が令和31年度3月13日から22日まで米国の大学及び学会(テキサス州南メソディスト大学ロースクール及びボストンのAssociation for Asian Studies学会)に出張する予定だったが、コロナウイルスにより先方から通知が来てキャンセルすることになった。そこで、令和2年度中に改めて出張ないし海外研究者を招聘するため、当該費用は令和2年度に繰り越した。この予算は、海外からの研究者招聘に使用する予定であった。しかし、令和2年度もコロナウイルスにより、研究分担者の海外出張と海外研究者の招聘に使えなくなり、再び次年度に繰り越すこととなったた。そのため、この繰越金に関する研究実績はあげられなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成31年度末からコロナ禍のため海外研究者との共同研究に遅れが生じている。そのため、本研究の主要部分をなす「近現代日本における上演記録の作成」に関しても、当初の近代日本における上演記録の不足部分の補完作業を終え、英語訳を開始するというゴールにいまだ到達していない。また、近現代日本における上演記録の作成を完了し、期間内に集積することが出来た上演データの英語訳と、APGRD のデータベースとの連結作業を完成させるという予定であったが、これについてもまだ実現出来ていない。今回の再び延長申請した予算の消化期間内に、上記の遅れを取り戻し、実現する予定である。

今後の研究の推進方策

令和3年度も続くことが見込まれるコロナ禍にも関わらず、海外の研究者との共同研究をZoom等の通信手段を通じて継続し、国際シンポジウムあるいは国際セミナーを実現し、上記の「近現代日本における上演記録の作成」、「近現代日本における上演記録の作成」、「上演データの英語訳」、「APGRD のデータベースとの連結作業」に関する遅れを今年度中に取り戻し、実現する予定。

次年度使用額が生じた理由

葛西(分担研究者)が海外研究者を招聘する予定であった。しかし、令和2年度もコロナウイルスにより、当該予算が海外研究者の招聘にも研究分担者の海外出張にも使えなくなり、再び次年度に繰り越すこととなった。

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公開日: 2021-12-27  

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