• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

プルーストのテクストにおける引用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K02611
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関明治大学 (2018-2023)
九州産業大学 (2017)

研究代表者

松原 陽子  明治大学, 商学部, 専任教授 (10610371)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワードプルースト / 生成過程 / 演劇 / イメージ / 村上春樹 / フローベール / ボードレール
研究成果の概要

プルーストの作品における引用について研究を進め、他の作家の作品との関連を明らかにした。他方、村上春樹の小説にプルーストがどのように取り込まれたのかという問題を分析した。
研究成果として発表した論文においては、プルーストの小説『失われた時を求めて』におけるイメージをたどり、その変遷が作品の結構とどのように結びついているのか分析することに重点を置いた。その際、作品の執筆過程における変更点を確認し、変更の理由を探った。

自由記述の分野

人文科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

プルーストと他の作家の関連を考察することで、プルーストの手法が持つ独自性を浮かび上がらせることができた。フランスの作家だけでなく、日本の作家との比較の視点を導入し、新たな視座からの考察が可能になった。また、『失われた時を求めて』の草稿から最終稿に至るまでの変更点を確認し、執筆過程を含め作品中のイメージをたどることで、プルーストが他の作家の影響を受けながら、独自のイメージを創り出していることが明らかになった。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi