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2019 年度 研究成果報告書

コーパスに基づくフランス語の接続表現の共時的、通時的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02677
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関東京外国語大学

研究代表者

秋廣 尚恵  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (60724862)

研究分担者 川口 裕司  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20204703)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード接続表現 / 共時的研究 / 通時的研究 / 接続表現 / 談話 / 語彙 / 文法 / コーパス
研究成果の概要

本研究は,接続表現の多機能性について,以下の3つの観点から研究を進めた.①共時的観点から,東京外国語大学院で蓄積されてきた話し言葉コーパスに加え,現在,フランスで公開されている話し言葉,及び書き言葉コーパスを利用しながら現代フランス語の接続表現の多機能性について,記述研究を行った.②通時的観点から,語源辞典,古フランス語,中期フランス語のコーパスを分析することで,特に文法化の観点に焦点を当てながら,接続表現の史的変遷を記述した.③さらに,①の共時的記述研究と②の通時的記述研究の結果を総合的に組み合わせ,接続表現の持つ多機能性とそれぞれの接続表現の本質的な特性をより明確に記述,分析,説明した。

自由記述の分野

言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

(1)東京外国語大学が蓄積したフランス語話し言葉コーパスは、フランス共和国のORFEOプロジェクト(「フランス語の話し言葉と書き言葉の研究のためのツール」作成プロジェクト)に組み込まれ、2018年から、インターネット上で、無料で一般公開されることになった。研究者向け、またフランス語教育に携わる教員や学習者向けに有益な資料として有効活用されている。
(2)フランス語の接続表現の研究成果は、国内外の学会、論文で発表され、フランス語の語彙と文法構造と談話の関係、さらには、コミュニケーションの手段としてのことばの側面を明らかにし、フランス語学の基礎研究、フランス語教育の応用研究に貢献する資料を提供した。

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公開日: 2021-02-19  

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