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2020 年度 研究成果報告書

地方議会会議録を核とした発言地域情報付きテキストコーパスの定量分析

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02739
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関宇都宮共和大学

研究代表者

高丸 圭一  宇都宮共和大学, シティライフ学部, 教授 (60383121)

研究分担者 木村 泰知  小樽商科大学, 商学部, 教授 (50400073)
内田 ゆず  北海学園大学, 工学部, 准教授 (80583575)
乙武 北斗  福岡大学, 工学部, 助教 (20580179)
吉田 光男  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60734978)
井上 史雄  東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授 (40011332)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード地方議会会議録 / 位置情報付きツイート / 方言談話資料 / 電子化
研究成果の概要

延べ600人分の会話が記録された方言談話資料の電子化(テキストデータ構築)を行った。また、全国の地方議会会議録と発言位置情報付きツイートを収集し、整形を行った。文節単位または文単位のメタ情報付きデータを作成し、データベース化した。方言談話資料と地方議会会議録については発言者情報についてもデータベース化した。これを用いて、語彙の出現分布、オノマトペの出現頻度、文末表現などの変異を明らかにした。会議録の分析では、政治用語の出現頻度も比較し、地方政治学への寄与も検討した。

自由記述の分野

社会言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題の特色は分析対象データの選定にある。一つは、既に研究を進めている地方議会会議録コーパスを分析データの核として引き続き利用している点である。これは本研究プロジェクトのもっとも大きな強みである。二つ目は既存の方言資料のデータベース化である。従来の方言研究の成果を活かしつつ、これまで定量的な評価を行っていない談話資料を総合的に分析する価値は高い。三つ目はSNSデータの発信地情報推定手法の言語研究への応用である。これは新しい試みであり、現代もっとも多く使われているコミュニケーション手段であるSNSにおける日本語の地域変異を捉えることを目指すことで新規性の高い研究となった。

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公開日: 2022-01-27  

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