今後の研究の推進方策 |
本年度は分担者とさらに2名の研究協力者を加えて、合計5名で主要な西洋人による中国語文法書と教科書について品詞毎に分析を行う。まずは、James Summers, 1863, A Hand Book of the Chinese Language.を一つの区切りとし、これ以前に出版されたVaro1703, Premare1720, Marshumann1814, Morrison1815, Remusat1822, Edkins1853, Edkins1857, Summers1863を調査対象として、「名詞、代名詞、動詞、副詞、漢字」の項目の調査分析を行う予定である。まず、Summers1863までの中国語教材を調査対象として品詞と主な項目について調査分析し論文を執筆する。その後は19世紀後半から20世紀初頭の主要な中国語教材も同様に調査分析を行う。Summers1863までの研究の一部は本年度秋に発表を行うことになっている。
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