本研究の学術的意義は、明治時代の日本語資料である英学資料を、タグ(コーパスなどの大規模データを検索する際に参照され得るデータ)付きテキストデータへ電子化したことにある。このことは、資料研究の進展に寄与するとともに、電子化が進む日本語史研究の中で外国人による日本語研究の利用価値を示す一助となると考えている。 本研究の社会的意義は、今後の公開作業が進むことで、研究者だけでなく、大学生や大学院生、広く一般の人へもこのデータが利用可能になることがあげられる。当該資料の価値が広く知られる機会となることが期待される。
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