今後の研究の推進方策 |
今後は、研究計画2年目として、理論研究を進めながら、(i)逆向き設計論の理論研究を充実させ,第二言語習得研究による知見と照合して,「佐賀メソッド」の理論的基盤を確立する。(ii)授業研究として行われる県内及び全国の英語科授業研究に参加し、Small Output 活動技法の普遍的な特徴を分析する研究を行う。この研究活動はそれぞれの中学校の取り組みから抽出される共通性の割り出し,また英語教材内容と Small Output 活動の効果(相性)を分析する。英語科授業開発としての佐賀メソッドの方法論を確立して,概説書を発行する準備を行うことを前提に、計画を進めていく。(i)と(ii)による研究段階を経て,佐賀県中学校英語研究会の活動と連携しながら、最終的に佐賀メソッドの理論的根拠,方法論,指導法,実践のための指標を分析して整理し、今後の英語教育改革に資する提案として冊子の形で統括する計画である。
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