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2019 年度 研究成果報告書

大学英語教育における外国人教師の主観的役割認識とその形成要因に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K02894
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関広島経済大学

研究代表者

森谷 浩士  広島経済大学, 教養教育部, 講師 (80524173)

研究分担者 岩井 千秋  広島市立大学, 国際学部, 教授 (60176526)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード大学英語教育 / 大学英語教師 / 教師認知 / 教師ビリーフ / 役割認識
研究成果の概要

近年、大学英語教育においては、外国人英語教師による授業が以前に比べて一般的になりつつある。本研究では、彼らが授業内での自らの役割をどのように認識しているか(主観的役割認識)を質的・量的な手法を用いて調査した。分析に際しては、日本人英語教師との比較を行い、彼らの特徴を明らかにした。結果として、外国人英語教師と日本人英語教師の役割認識には、多くの共通点が見られたが、外国人教師は日本人教師に比べて、ファシリテーター(援助者、ガイド)とデザイナー(授業設計者)としての役割を強く認識していることが分かった。

自由記述の分野

外国語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

大学における外国人英語教師は、初等教育、中等教育の助手(ALT)とは異なり、彼ら自身で授業を計画し実施している。つまり、彼らは日本人英語教師同様に重要な存在である。にも関わらず、彼らを対象とした研究は希少であった。本研究では、最も学生の学習成果に関係があると思われる教室における彼らの教師としての意識を探ることが主目的で、彼らの役割認識を明らかにできたことは、今後、日本人教師との協働的な大学英語教育を実施する際の参考になるものであり、社会的意義が大きい。

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公開日: 2021-02-19  

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