研究課題/領域番号 |
17K02899
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
大野 秀樹 大東文化大学, 経済学部, 准教授 (40343628)
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研究分担者 |
Sheppard Chris 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60350386)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | タスク / Critical Thinking / 文化 |
研究実績の概要 |
2021年度は、タスクとマニュアルの作成、タスクの実施を通して研究をさらに進めた。
CTスキル、及び文化の内容を取り入れたタスク、ライティングとスピーキングを組み合わせたタスク、認知バイアスを取り入れたタスクを増やした。また、思考の態度を促進するタスクも作成した。
タスクの作成以外に、マニュアル(採点基準、解答に至るまでの過程の例、解答例)を充実させた。また、タスクの基になったCTスキル項目の一部を修正し、それに応じてタスクを修正した。タスク確認の依頼、最終報告の調整に少々遅れが生じた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新たなタイプのタスクを取り入れることができた(ライティングとスピーキングを組み合わせたもの)。また、文化の項目を取り入れたタスクを前年度よりも増やした。
過去のタスクの採点基準を、研究論文、及びタスクの実施により修正した。また、作成したタスクを実施することにより、タスクの解答例を増やした。前年度より、タスクと解答サンプルが増え、マニュアルの内容が充実した。
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今後の研究の推進方策 |
[タスク] 今後は、各タスクの関連性を考察し、目的に応じたタスクの配列を提案する予定である。また、タスクの妥当性を吟味するために、タスクの客観的評価の機会を増やしたい。 [マニュアル] 関連研究の結果、及びタスクの実施を通して思考例に関する項目を増やし、採点基準の精緻化を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
タスク確認の依頼、成果発表に関する調整が困難であったことが主な要因である。
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