科研費終了年度にあたり、これまで発表してきた研究成果の見直し作業及び今後投稿予定の論文執筆作業を行った。併せて科研費による研究成果の総括として書籍を出版する予定であり、その準備作業も行った。それぞれ具体的には以下の通りである。 ①研究成果の見直し作業に関しては、すでに刊行された論文の内容を改めて精査し、必要に応じて文言の調整などを含めた修正を行い、論文の完成度をより一層高めた。 ②今後投稿予定の論文に関しては、現在中国語で執筆している。執筆終了後は中国国内の学術誌に投稿する。これによりこれまでの研究成果を中国国内を含めより幅広く社会に発信できるものと考える。 ③書籍出版に関しては、研究代表者である安本が所属する跡見学園女子大学の学内研究助成の一つである学術図書出版助成を取得済で、2022年度内に刊行する予定となっている。また、この準備作業を進める中で、出版社との打ち合わせもすでに数回実施している。
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