• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

複言語・複文化活動を通した学びの共同体の構築と有効性:外国語系学部と地域の協働

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K02907
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関京都外国語大学

研究代表者

吉田 真美  京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (80300242)

研究分担者 南 博史  京都外国語大学, 国際貢献学部, 教授 (00124321)
河上 幸子  京都外国語大学, 国際貢献学部, 准教授 (30586730)
畑田 彩  京都外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90600156)
島村 典子  京都外国語大学, 外国語学部, 准教授 (30724273)
中山 智子  京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (80434645)
村上 正行  大阪大学, 全学教育推進機構, 教授 (30351258)
梶川 裕司  京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (40281498)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード学びの共同体 / 地域連携 / 複言語主義 / 外国語系学部の学生 / 複文化主義 / フィールドワーク / 地域貢献 / 外国語学習
研究成果の概要

本プロジェクトでは、外国語系・国際系学部の学生の語学能力の向上や専門知の修得のみならず、自律性、協働的成長、市民性や国際的専門性の育成を目指して、地域(図書館や小学校、高等学校、博物館等)との連携による協働活動を通した、非正課及び正課教育プログラムを実施した。その結果、学生の有する複言語・複文化的リソースが地域社会からのニーズに合致し、 地域社会で活かされたことから、単言語及び外国語教育に特化するのではなく、複数の言語を扱う複言語・複文化主義に基づいた包括的な言語体験により、 大学生だけでなく、 多言語化の進む地域社会にも意義のある活動となることが分かった。

自由記述の分野

英語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

単言語及び外国語教育に特化するのでなく、複数の言語を扱い、外国語教育だけでなく様々な分野(文化政策、移民)との連携により、複言語・複文化主義に基づいた包括的な言語体験が可能になり、大学生だけではなく多言語化の進む地域社会においても意義は大きい。また、協同を通して地域に貢献することで、学生が自分の適性を判断し、語学を学ぶことで社会にできる貢献が何かを具体的に考える機会となりキャリアと結びつけて、外国語を学ぶモチベーションへとつながる。従来の外国語教育成果の数量的評価に加えて、外国語を学ぶ動機づけやジェネリックスキルを含む包括的な視点から、学生の学びや変容の質的な評価を試みることの有効性が示せた。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi