研究課題/領域番号 |
17K02928
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岩崎 克己 広島大学, 外国語教育研究センター, 教授 (70232650)
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研究分担者 |
吉満 たか子 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (20403511)
HARTING AXEL 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (80403509)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | e-ラーニング / コンピュータ支援外国語学習(CALL) / 自己発見型学習(EL) / プロジェクト型学習(PBL) / ドイツ語学習 |
研究実績の概要 |
本研究の最終年度である2019年度には、これまでの使用経験を通じ、前年度までに作成したドイツ語学習用リソース一覧(各種公共機関の青少年向けサイトやいわゆるleichte Sprache のサイトを含む20分野、約310個のドイツ語学習用Webページから成る)およびドイツ語学習応用可能ソフト一覧(原則として無料ですべて、または一部の機能が利用可能な11分野約70個のソフトから成る)の項目の全面的な見直しを行った。また、2018年度に作成したプロジェクト課題データベースのひな形(目標としてのリサーチやプロジェクト課題集を、コアとなる素材の提供サイト、学習用ツール、領域、学習目的、個々の目標としての下位の課題、ワークシート、難易度、課題達成に要する時間(目安)等の指標とともに登録)の拡張も行った。そのうえで、それらを利用したELやPBLを、研究代表者が中心となって実験的な形で行った。これらの結果は論文等の形で公表するととともに、ドイツ語初中級者向けに利用可能な言語素材(293件)、ドイツ語学習に応用可能な言語関連ツール(82件)、ドイツ語学習プロジェクト(28件)の3つに分け、広くアクセスできるようネット上で公開した。特にドイツ語学習プロジェクトに関しては、プロジェクト遂行に要する時間、学習対象、課題と目的の記述を含む計画案、利用したあるいは利用可能なサイトおよびツール、技術的な前提、進行プラン、必要なワークシート類と共に公開することで、これらを目安とした同一あるいは同種のプロジェクトを実際に行うことができるよう配慮した。
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