研究課題/領域番号 |
17K02930
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
小笠原 真司 長崎大学, 言語教育研究センター, 教授 (70233393)
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研究分担者 |
丸山 真純 長崎大学, 経済学部, 准教授 (00304923)
宇都宮 譲 長崎大学, 経済学部, 准教授 (60404315)
廣江 顕 長崎大学, 言語教育研究センター, 教授 (20369119)
奥田 阿子 長崎大学, 言語教育研究センター, 助教 (60631249)
コリンズ ウィリアム 長崎大学, 言語教育研究センター, 准教授 (10346942)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 3ラウンド理論 / 3 Step System / e-learning 教材 / Campus Tour / Scotland Tour |
研究実績の概要 |
本科研にて制作した英語動画教材「Campus Tour(改訂版)」を研究代表者の小笠原と研究分担者の奥田が教養教育の英語の授業にて使用し、また二人の指導の下、長崎大学の英語教員で使用希望者にも授業にて使用してもらっている。また他大学の英語教員で使用希望者に対して、CD-R版を50部制作し、スクリプト付きで配布できるようにした。また、「Campus Tour(改訂版)」を使用してみて、修正が必要を思われる部分をリスト化し、プログラマーに修正依頼をしている。修正したものを今後「Campus Tour(改訂修正版)」として使用する予定である。なお、この英語動画e-learning教材は、千葉大学名誉教授竹蓋幸生氏が提唱した3ラウンド理論(3ラウンドシステム)に基づき制作したものである。Stepを3段階ふむ学習をすることで、Authentic な生の英語を最終的には聞き取れるようになる教材である。 また3ラウンド理論に基づく2作目の英語動画教材「Scotland Tour」も、すでにUnit1~Unit4まで完成し、最終のチェック段階に入っている。修正が必要な部分をプログラマーに依頼し、2022年の6月までには完成予定である。動画のUnit 1と2は、スコットランドの代表的な都市エジンバラにて動画撮影し、エジンバラ大学の学生へのインタビューやエジンバラ市内の歴史の説明から構成されている。Unit 3 とUnit 4は、タイタニック号に関連するダンフリースの町にて動画撮影し、町の歴史やタイタニック号とのかかわりを英語で町の人々に語ってもらっている。 なお、この教材の内容に関して、研究発表を行い、また査読付きジャーナルに論文として載せた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
科学研究費助成事業の期間延長を認めていただいたおかげで、本年度、教材の試作版まで完成することができた。コロナ禍で今年度も渡英して、動画撮影するこができなかったが、過去に撮りためた動画等を再検討し、4 Unit 構成の動画教材「Scotland Tour」の制作が可能となった。2022年6月には、英語動画教材「Scotland Tour」が完成し、CD-R版として使用可能の予定である。
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今後の研究の推進方策 |
英語動画教材「Scotland Tour」の試作版のチェックを行い、必要な修正箇所をリスト化し、プログラマー修正依頼をする。修正されたものを再度チェックし、問題がなけば、CD-R版として、教材化する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍のため、教材制作が遅れていたため、2021年度は、英語動画教材「Scotland Tour」における、プログラマーへの指示表作成を行った。本研究における直接経費793,813円は、2022年6月完成の英語動画教材「Scotland Tour」のプログラマーへの支払い、およびCD-R版50枚の制作費用にあてる予定である。
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