研究課題/領域番号 |
17K02933
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
清原 文代 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (90305607)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 中国語教育 / ICT / オンライン授業 |
研究実績の概要 |
昨年度に引き続き、月1回のペースでICTを中国語教育に活用する方法についてオンラインセミナーを計12回開催した。参加者は延べ773名、毎回実施した事後アンケートの回答者は延べ444名であった。アンケートにおいてセミナーの内容に対する有用度と実用度を6件法で尋ねたところ、有用と答えた回答(6件法の5または6)は平均86.6%、実用的であると答えた回答は(6件法の5または6)は平均74.4%であり、セミナーの内容が参加者に高く評価されていることがわかる。 計12回のセミナーの題名は以下の通りである。※のある回は科研費にて講演者を招いた。 「音が出るデジタル単語カードを作る-Quizlet」「旅行サイトを使った中国語の教案」「無料ソフトを利用して学生の録音音声に模範音声を挟み込む方法-外国語の授業を想定して-※神谷健一(大阪工業大学)」「ビデオ撮影を活用した発信型外国語授業※岩居弘樹(大阪大学)」「ICTを活用した中国語授業※渡邉ゆきこ(沖縄大学)紅粉芳惠(大阪産業大学)」「Macを使うと中国語の学習がラクになる(かも):中国語学習者と中国語教員のためのMac入門※山崎直樹(関西大学)」「PagesでEPUB(電子書籍)を作る」「ホワイトボードアプリ“Google JamBoard”とGoogleスライドの中国語授業への応用※氷野善寛(目白大学)」「食に関するWebリソースを使った中国語のミニ教案」「手軽に試せるオンラインビデオ編集※岩居弘樹(大阪大学)」「iOS15で中国語学習 - iPhoneで「知的生産術」※山崎直樹(関西大学)」「お手軽ビデオ編集と画面レコーディン-オンライン教材作成の時間を短縮するためのツール-※岩居弘樹(大阪大学)」
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
勤務校である大阪府立大学が2022年4月に大阪市立大学と合併し、大阪公立大学が開学した。 代表者が初修外国語5言語の教務担当としての校務に忙殺されたため、2021年度中に完成する予定の資料集が未完のままとなっている。
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今後の研究の推進方策 |
本科研で開催したオンラインセミナーの資料と動画をまとめる。ゲスト講師を招いたセミナーについては、講師の許諾が得られたもののみ収録する。 2021年3月に取ったこれまでの参加者アンケートの結果をまとめる。 2022年度中にあと1~2回オンラインセミナーを開催する。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初は近畿圏と関東地方で対面でのセミナーまたはワークショップを複数回開催する予定であったが、コロナ禍で開催できず、その分をオンラインセミナーとして開催した。そのため当初計画していた旅費や人件費に余剰が生じた。 残額は引き続きオンラインセミナーの開催にしようする予定である。
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備考 |
オンラインセミナーの募集サイト、2021年7月以降は(1)、2021年6月以前は(2)である。
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