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2022 年度 実績報告書

ICTを活用した中国語教育のための電子資料及び教案の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K02933
研究機関大阪公立大学

研究代表者

清原 文代  大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 教授 (90305607)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード中国語教育 / ICT / オンライン授業
研究実績の概要

2022年度の成果としては以下の2点の論文である。「中国語オンライン授業のためのリソース 」(『中国21』 Vol.58)では、代表者がこれまで授業で利用してきたWebサイトやアプリケーションのうち代表的なものを紹介した。「初級中国語のオンデマンド授業-学生が一人で学び続けるための教材と学習サポート- 」(『コンピュータ&エデュケーション』53号)では2020年度に勤務先で実施した非同期型オンライン授業の内容、及び2019年度の対面授業と20220年度のオンライン授業に対する学生の自己評価に基づいた学習効果について述べた。
本科研はコロナ禍の影響を大きく受けて、研究計画を変更した上で研究期間を延長している。2017年度の研究開始当時はICTの利活用に関する資料集と授業案の作成を目標として研究を開始した。2018年度は現場の教員にICT利活用の実例を示すため、ICTの利活用をテーマとしたワークショップや研究会で講演を行った。2019年度は引き続きセミナーで講演を行うと同時に、授業で聴覚障がい学生に対する合理的配慮を行ったことを通じて、ICT利活用の有効性を再確認した。2020年度、2021年度はコロナ禍に見舞われ、各大学でオンライン授業が一斉に始まり、これまでICT利活用に積極的ではなかった教員も取り組まざるを得ない状況となった。それに対応して中国語教育におけるICT利活用をテーマとして、2020年9月より2022年3月までほぼ月に1回の割合でオンラインセミナーを開催した。2020年度から2023年度にかけて実施した計23回のオンラインセミナーの延べ参加人数は1437名であった。また2023年3月には急速に使用者が増加中である生成系AIのChatGPTについてLET電子語学教材開発研究部会で発表を行った。

備考

(1)ICTを活用した中国語教育 https://peatix.com/group/10745508/events?mode=past
(2)ICTを活用した中国語教育 https://www.kokuchpro.com/group/ZH_ICT/close/
オンラインセミナーの募集サイト、2021年7月以降は(1)、2021年6月以前は(2)である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 中国語オンライン授業のためのリソース2023

    • 著者名/発表者名
      清原文代
    • 雑誌名

      中国21

      巻: 58 ページ: 69-84

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 初級中国語のオンデマンド授業-学生が一人で学び続けるための教材と学習サポート-2022

    • 著者名/発表者名
      清原文代
    • 雑誌名

      コンピュータ&エデュケーション

      巻: 53 ページ: 24-30

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 中国語教育とChatGPT2023

    • 著者名/発表者名
      清原文代
    • 学会等名
      LET(外国語教育メディア学会)電子語学教材開発研究部会 第39回研究会

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公開日: 2023-12-25  

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