研究実績の概要 |
2020年度においては、DMCs(Directed Motivational Currents)(Dornyei, Henry, & Muir, 2016)を体験したと考えることのできる英語学習者への面接調査を実施し、その分析結果の一部を国際学会(オンライン開催)にて発表した。 面接調査については2020年度、以前から進めている面接調査に追加する形で、5名への面接調査を実施した(新型コロナウィルス感染症拡大の影響から、オンラインテレビ会議システムを使用しての面接となった)。面接内容は、面接調査参加者の同意を得た上で録音した。得られた音声データを書き起こして現在分析を進めているところである。分析にあたっては、複線径路等至性アプローチ(TEA)を用いている。 TEAを活用するにあたり、TEAの書籍ならびに研究論文を渉猟するとともに、TEA研究報告会(オンライン開催)に参加し、多岐にわたる研究分野でのTEA実践について知見を深めることができた。
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