研究課題/領域番号 |
17K03010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 四天王寺大学 (2021-2023) 大阪教育大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
柏木 賀津子 四天王寺大学, 教育学部, 教授 (40549052)
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研究分担者 |
種村 雅子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (30263354)
宍戸 隆之 東北学院大学, 教養学部, 教授 (40331962)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | CLIL / クロスカリキュラム / Focus on Form / 用法基盤モデル(UBM) / 21世紀型スキル / フィンランドの教育 / 内容と言語 / スキャフォルディング |
研究成果の概要 |
本研究の目的は 1)小中学校の他教科と英語の統合において、用法言語基盤モデル(UBM)理論に基づき、ひとまとまりの表現の頻繁なインプットから文構造に気づくことに焦点を当てたCLIL教育法を提案すること、2)学習者がどのように英語の文構造を理解し学びをproductに転移できるかを明らかにすることである。フィンランドやイタリアなどの研究者とCLIL研究学術交流を行いCLIL授業の可能性を探った。CLIL授業を行った処置群では、音声文法性判断テスト、時間制限即興ライティング等に拠って、文構造への気づきや即興的言語使用に有意な差が見られた。この結果からUBMとCLILの親和性を提案した。
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自由記述の分野 |
第2言語習得研究 用法基盤モデル CLIL クロスカリキュラム フィンランドのバイリンガル教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果としては、用法基盤モデル(UBM)を軸に、小中学校の英語教育と文法指導を関連付け、CLILの指導を行い、教科内容(理科・体育・SDGs等)の思考場面で創造的な英語使用を創り出し英語面での進捗効果を検証した。研究当初には内容の前に文法説明が重視される傾向があったが、2018~2020年頃の本研究結果は広く参照され、日本の思春期時期の学習者もひとまとまりの表現から文構造に気づき、教科内容を絡めることで思考が深まり、このプロセスは英語の運用面に転移可能であることが分かった。また、CLILを活用したフィンランド海外教育実習・国際学会開催を行い国内外で延べ400人の研究者らの参加を得た。
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