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2023 年度 研究成果報告書

非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言

研究課題

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研究課題/領域番号 17K03028
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関早稲田大学

研究代表者

飯野 公一  早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワードEMI / ELF / 英語 / 非英語圏 / 言語政策 / 言語教育 / 大学教育 / 社会言語学
研究成果の概要

アジア非英語圏で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction)プログラムにおいて日本人学生と外国人学生の英語、およびその他言語使用やコミュニケーション活動の実態、またEMIプログラム卒業生等が仕事で求められている言語使用について、本研究を通じてより詳細なデータを収集、分析することができ、言語教育への政策提言の素地となった。研究期間全体を通じて、これまで十分な議論が見られなかったEMIのE(English)および他言語の使用実態および認識について、よりlingua franca, translanguage practiceとしての視点の重要性が確認された。

自由記述の分野

社会言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

アジア非英語圏の大学においてEMIプログラムが大学の国際化を進展させる一方で、多くの大学が様々な課題に直面している。EMIが高等教育で果たす役割とは何か、グローバル人材教育とは何か、英語とは何か、といった問いが常に突き付けられている。学生、保護者、教職員、政策立案者、企業経営者等多様な利害関係者が影響を与え合い、それぞれ国・地域の歴史を通じて経験してきた英語との向き合い方(言語イデオロギー)と照らし合わせて、それぞれの答えを模索している状況である。英語がグローバルな市場参加のために必要であるとされる一方で、その他言語の地位、および自己の言語、文化アイデンティティが脅かされる事象も観察される。

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公開日: 2025-01-30  

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