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2023 年度 研究成果報告書

リスニングにおける 診断的指導法に基づく教員養成と教材開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K03037
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関立命館大学

研究代表者

上田 眞理砂  立命館大学, 経済学部, 教授 (90309089)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワードリスニング / 英語 / 応用言語学 / 日本人英語学習者 / audio perception / word recognition / 外国語学習
研究成果の概要

1)大学におけるリスニング指導の現状調査。中・高校で40年以上も前の旧態依然のリスニング『指導』を受けていた。理論に基づかない指導法である放置・丸投げをされるので、どこから始めたら良いのか、自分の弱点を知りたい、といった要望があることが明らかになった。2)リスニング教材の現状調査。2010年から2019年に出版されたリスニングに関する教科書100冊以上を調査したが、ストラテジーを活用しての指導がなされている教科書は皆無に近かった。3)英語教員研修カリキュラムの現状調査。文部科学省の外国語指導要領には「聞く」ができるように指導するとあるが、具体的な指導や訓練内容の記述はない。

自由記述の分野

Applied Linguistics

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義についてはAnderson (2010)やSchneider & Shiffrin (1977)の理論が正しく、実践を目的とした場合においても活用できることを明らかにした。リスニングにおける学習者の弱点を可視化し、聞き取れなかった原因の特定、原因別の対処法を明らかにしたことである。本研究における社会的意義は、多くの学習者が抱えている「何故聞き取れないのか」「どうすれば良いのか」という問題に応え、具体的な学習方法を明らかにしたことである。医学のように問題部位を可視化し、原因を特定し、「治療」当たるという研究成果の社会的意義高いと考えている。

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公開日: 2025-01-30  

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