研究課題/領域番号 |
17K03278
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
碇 陽子 明治大学, 政治経済学部, 専任講師 (10791866)
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研究分担者 |
市野澤 潤平 宮城学院女子大学, 現代ビジネス学部, 教授 (10582661)
渡邊 日日 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60345064)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 不確実性 / リスク / デザイン / 想像力 |
研究実績の概要 |
人類学における不確実性の理論的視座の再構築という本研究の目的に向けて、今年度も引き続き、新型コロナ感染症の拡大により、研究調査のための出張や対面による研究会は行わず、オンライン研究会(新たに、観光現象と不確実性についての研究会に参加)と読書会などを通じて、以下についての議論を深めた。 ①研究代表者は、未来の不確実性についての議論の延長として、ティム・インゴルドやサラ・ピンクを中心に、デザイン人類学に関する先行研究を渉猟した(2022年6月に刊行予定の論文に一部掲載)。 ②研究代表者と分担研究者の市野澤氏、渡邊氏は、ともに、不確実性の人類学の書籍の出版に向けて準備中である。研究代表者は、バイオセキュリティや気候変動、金融危機などに対する未来の不確実性への想像についての近年の人類学の議論をレビューしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナ感染症の拡大により、予定していた研究会や出張をキャンセルせざる得ない状況が続いている。そのため、補助事業期間の再延長を申請した。
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今後の研究の推進方策 |
今後も新型コロナの影響が続くと思われるため、特に海外への出張については依然として状況が不確定な部分もあり、臨機応変に対応する。研究会は、可能な限り対面とオンラインを併用しながら開催し、研究分担者との意思疎通を図りたい。2022年度を最終年度として、書籍出版を目的として進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ感染拡大に伴い、2021年度に予定していた研究出張を全てキャンセルしたため。
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