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2017 年度 実施状況報告書

条約体制のダイナミズムの下での国家管轄権の変容

研究課題

研究課題/領域番号 17K03390
研究機関神戸大学

研究代表者

竹内 真理  神戸大学, 法学研究科, 教授 (00346404)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード国際法 / 国際条約 / 国家管轄権
研究実績の概要

研究初年度にあたる本年度は、条約体制のダイナミズムについての基礎的な研究を進めることに充てた。とりわけ、各種条約体制の下での規範の展開の在り方、及びそれが国内秩序へ受容される態様・その効果について調査を行った。その成果は、「条約の国内実施」として公表した。また、各論としてテロ関連諸条約の調査にも着手し、その成果は30年度5月の国際ワークショップで報告する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度は年度の途中に所属機関の変更があり、論文の公表は1本に留まった。しかしながら、基礎的な研究は順調に進んでおり、かつ新しい所属機関(神戸大学)において、新たな研究ネットワークに参加できたことにより、本計画を推進する上での有益な情報や着想を新たに得ることができた。その成果は30年度の5月20日の国際ワークショップで報告する予定である。したがって、多少の軌道修正はあったものの、研究はおおむね順調に進展しているといえる。

今後の研究の推進方策

30年度は、条約体制の展開の態様について研究を進めるとともに、並行して、条約体制が国家管轄権に与える影響についての調査に着手する予定である。研究の成果は、国際ワークショップ・国際会議、及び論文として順次公表する予定である。

次年度使用額が生じた理由

29年度は所属機関の変更があり、予定していた外国出張が実施できなかったことから、30年度に持ち越すこととした。30年度中に、外国のワークショップ等での報告のための旅費として使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 国際条約の国内実施―国内諸機関の権限行使の観点から2017

    • 著者名/発表者名
      竹内真理
    • 雑誌名

      法学教室

      巻: 444 ページ: 126-132

URL: 

公開日: 2018-12-17  

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