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2019 年度 研究成果報告書

ジェンダーと国際政治―戦争・民主化・人権のダイナミクス

研究課題

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研究課題/領域番号 17K03596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関立教大学

研究代表者

竹中 千春  立教大学, 法学部, 教授 (40126115)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード政治学 / 国際関係論 / グローバル・イシュー / ジェンダー
研究成果の概要

ジェンダーの視角から武力紛争、人道的介入・平和構築、人間の安全保障、NGOと市民社会のネットワークなどに関わる現象を取り上げ、国際政治のジェンダー・ダイナミクスに関する理論モデルを提示し、ジェンダー研究から切り込んだ国際政治論の構築を行った。とくに南アジアの地域研究に基礎をおき、国際政治・比較政治・ジェンダー研究を学際的に交差させ、他地域の事例との比較分析や同時代的な関連付けを行い、現地調査と事例分析を実施して理論構築を行った。

自由記述の分野

国際関係論

研究成果の学術的意義や社会的意義

政治学の関連分野でもジェンダー分析が一定程度は導入されてきたが、古いジェンダー秩序や規範に基づく概念や理論仮説の影響力は強く残存している。しかし、1990年代以降ボスニア紛争などを機に「女性に対する暴力」といったジェンダー的な問題への関心が惹起され、たとえばアフガニスタンやカシミールなどの南アジアの武力紛争についてもジェンダー分析が提起された。本研究では、こうした現象と知的な展開を批判的に捉え直し、学術的な概念や理論仮説として構築した。

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公開日: 2021-02-19  

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