研究課題/領域番号 |
17K03649
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
久保 真 関西学院大学, 経済学部, 教授 (30276399)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ケンブリッジ |
研究実績の概要 |
前々年度(2019年度)末より世界的な拡大を見せたコロナ禍により、前年度(2020年度)に引き続き、本年度(2021年度)に後ろ倒しして実施を計画していたイギリスでの資料調査は、これを行なうことができなかった。また、中間的な研究報告を行なうことによって研究の彫琢のための重要なステップと位置付けられる国際学会への出席は、帰国後の隔離期間を考慮すると現実的ではなく、見合わさざるを得なかった。さらに、教育面で圧倒的なエフォート率を要求される事態が引き続き生じたため、当該研究課題を遂行することが事実上不可能となった。 以上のような事情から本年度予算を執行することを断念し、当該補助事業期間延長を願い出ることとした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
予定していた資料調査を行なうことができず、また報告を予定していた国際学会にも参加することが事実上できなかった。さらに、教育面で圧倒的なエフォート率を要求される事態となった。これらの理由により、当該研究課題の遂行が困難となり、遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題は、イギリスでの資料調査を基礎とした歴史研究であることから、今後それらがどのような形で実施できるのかに専ら依存していると言っても過言ではない。2019年度・2020年度に実施できなかった現地資料調査を行う予定でいるものの、本報告書執筆時点ではコロナ禍の終息が見通せないことから、研究活動再開の目途が立たないものの、状況を注視しながら当該研究課題の遂行のための活動を再開したい。
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次年度使用額が生じた理由 |
前々年度(2019年度)末より世界的な拡大を見せたコロナ禍により、前年度(2020年度)に引き続き、本年度(2021年度)に後ろ倒しして実施を計画していたイギリスでの資料調査は、これを行なうことができなかった。また、中間的な研究報告を行なうことによって研究の彫琢のための重要なステップと位置付けられる国際学会への報告は、帰国後の隔離期間を考慮すると現実的ではなく、出席を見合わさざるを得なかった。本報告書執筆時点ではコロナ禍の終息が見通せないことから、当該研究課題遂行再開の目途が立たないけれども、再開の目途が立ち次第イギリスでの資料調査および国際学会での報告を計画したい。次年度使用額は主にこれらに充てる予定である。
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