研究課題
社会科学においては、実験室で行われるような人工的な実験を行うことが難しい分野といわれている。しかしながら、自然災害の影響は今後重要な課題として、浮かび上がる可能性がある。このような背景を踏まえると、自然災害の影響を分析することは学術的な意義は高い。本研究においては、前年度と引き続き最新の研究動向の確認を進めることとなった。本研究を遂行するため、国際会議などに参加し、近年の研究の進展の確認も行った。研究成果としては、所属する大学の経済学研究科の附属経済研究所において、第24回公開シンポジウム「自然災害の発生が金融市場・金融機関に与える影響」を開催した。代表者は実行委員長・総合司会として運営に関わった。また、分担者は研究成果を基調講演として報告した。シンポジウムに関しては、日本銀行の若田部昌澄副総裁、神戸大学大学院経営学研究科の内田浩史教授、神戸大学経済経営研究所の家森信善教授にもご報告いただき、報告後にはパネルディスカッションを行った。当日は市民の皆様、金融機関関係者の皆様など100名以上の市民を超える方々にお越しいただきました。また、シンポジウムの内容は、当日取材に来られた日本経済新聞社・読売新聞社・Bloombergなどにも取り上げていただきました。それに以外の活動として、研究代表者と分担者は、オーストラリアやニュージーランドといった海外の研究者との国際共同を進めることができた。また、それらの成果を研究成果として、国際会議で報告できた。
すべて 2020 2019 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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