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最終年度ということもあり成果の取りまとめを行った。具体的にはDiscussion Paperに2本投稿し、学会やセミナーなどで報告を実施した。また、大学院生との共同研究も学会報告を行った。
具体的な成果はバス事業と特別養護老人施設に関する経営管理がパフォーマンスに与える絵強を分析した。バス事業においては同じサービスを公共部門と民間部門が提供している事業で、公民の比較も実施した。分析の結果、公共部門の方が民間部門よりも経営管理に積極的でアウトプットのパフォーマンスは高いことが明らかとなった。また、老人福祉施設についてもITなど経営管理に積極的なところが離職率も低く、高いパフォーマンスを示していることが分かった。しかしながら、これらの産業は公共料金として規制されているため、高いパフォーマンスが必ずしも収益にポジティブな影響を及ぼすとは限らないことも明らかとなった。
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