本研究は「滑らかな曖昧性モデルとリアルオプション:理論と応用」というタイトルで研究を行った。当初、3年間のプロジェクトだったが、新型コロナウィルスの影響を受けて、3年間延長し、計6年間のプロジェクトとして実施した。リスクとは異なる曖昧性が意思決定者の行動にどのような影響を与えるかに関して分析を行い、従来のリスクとは異なる研究成果を得た。本研究プロジェクトによって、リスクとは異なる曖昧性を分析する意義が一層明らかになったと考えている。本研究プロジェクト終了後も、曖昧性の研究を進展させ、意思決定における曖昧性の役割に関する研究を継続する。
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