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前年度に引き続き、３つの研究プロジェクトとそれに関連した研究を行った。
プロジェクト①（世界のグローバル企業の経営目標）に関しては、2021年７月の国際学会（SASE Annual Meeting）で報告した研究をもとに、さらなるデータを集めて分析を進めた。研究期間全体では、プロジェクト①の研究成果として、『証券アナリストジャーナル』への論文の掲載、日本経済新聞の経済教室への寄稿、国際学会での発表１回、があげられる。また、このプロジェクト①との関係で、日本の文化的特性に関する実証分析の論文を昨年度に国際学術雑誌に投稿していたが、雑誌から改訂要求が来たので、改訂版を作成して再投稿した。現在、審査中である。
プロジェクト②（世界のグローバル企業のガバナンス）に関しては、イタリア Luiss 大学の Zattoni 教授との共同研究をさらに進めた。この研究は研究期間の終了後も引き続き行っていく予定である。研究期間全体では、プロジェクト②の研究成果として、国際学会での発表１回があげられる。
プロジェクト③（世界のグローバル企業のCSR、世界の大企業の収益性と存続可能性）に関しては、研究期間内の研究成果を論文にまとめて国際学術雑誌に投稿した。この論文は雑誌からの改訂要求が来たので、改訂版を作成して再投稿したところ、論文の掲載が決定された。研究期間全体では、プロジェクト③の研究成果として、１論文の国際学術雑誌への掲載、国際学会での発表１回があげられる。
また、企業の経営目標、ガバナンス、パフォーマンスに影響を与える金融市場の効率性に関する研究を２つ行い、そのうちの１つの研究は日本経済学会で発表するとともに、国際学術雑誌に投稿した。雑誌から改訂要求が来たので、改訂版を作成して再投稿した。現在、審査中である。もう１つの研究も論文を国際学術雑誌に投稿し、現在審査中である。
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