研究実績の概要 |
まず,2000 年-2015 年における東南アジア地域のイスラム諸国(マレーシア)におけるイスラム法準拠企業と非イスラム法準拠企業とのデータベースを構築した。構築されたデータベースをもとに,当該諸国におけるイスラム法準拠企業と非イスラム法準拠企業とを比較し,実証研究を行った。 その研究成果は以下の通りである。
“Robust Long Term Performance Analysis for Initial Public Offerings Using Market Adjusted Buy and Hold Returns (MABHR) Model”(with Nashirah Abu Backar and Sofian Rosbi), The International Journal of Engineering and Science (IJES), Vol. 8, Issue 1, Series I, pp.08-15, 2019. “Evaluating Forecasting Method Using Autoregressive Integrated Moving Average (ARIMA) Approach for Shariah Compliant Oil and Gas Sector in Malaysia” (with Nashirah Abu Backar and Sofian Rosbi ), Journal of Mathematical and Computational Science, Vol. 1, Number 1, 19-33, 2018.
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次年度使用額が生じた理由 |
東南アジア地域のイスラム諸国(マレーシア,インドネシアそしてシンガポール)におけるイスラム法準拠企業と非イスラム法準拠企業とのデータベースを構築する予定であったが,まだ十分に東南アジア地域のイスラム諸国国のデータの収集ができていない。さらにデータの欠損や不備等が考えられる。また相手方の育児のため,十分な研究打ち合わせができていない。本年度は,データベースの完成を目指すとともに,東南アジアへ行き,研究打ち合わせと欠損データを補完したいと考えている。 物品費:1,000,000,旅費:500,000,人件費・謝金:100,000,その他:96,334
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