2020年度は、2019年度分の実施状況報告書に記載した通り、「研究成果のフィードバック」を行った。あわせて、研究成果の発表に関することも行った。具体的には、次の通りである。 まず、2019年度までの研究成果をとりまとめた報告書(生産・物流・販売機能の連携・統合に関する調査 アンケート結果の報告)を配布した企業や専門家の中で、研究成果に強い関心をもっていただいている企業や専門家に対して、内容をカスタマイズした報告書を作成した。さらに、それらの企業や専門家の中でも、内容についての情報交換や議論を要望された方(3名)との間で、個別にやりとりした。当初は、直接訪問することを予定しており、出張旅費で研究費を使用することを計画していたが、すべてオンライン上で実施したため、出張費は発生していない。 次に、上記の研究成果をとりまとめた学術論文を海外ジャーナル(Supply Chain Management: An International Journal)に投稿し、数度の修正を経て、アクセプトされた。その過程で、英文校正を外部業者に業務委託した。なお論文掲載は、2021年4月以降の予定である。 上記の企業や専門家とのやりとりおよびそれにともなう各種調整は、研究代表者が行った。論文投稿については、研究分担者との間でオンラインや電子メールを使った打ち合わせを実施し、内容のとりまとめや投稿に関わる作業は研究代表者が行った。
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