研究課題/領域番号 |
17K03907
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
竇 少杰 立命館大学, 経営学部, 講師 (30600556)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 家族企業 / 事業承継 / 永続経営 / イノベーション / 企業経営 / 家族経営 / 財産経営 / 国際比較 |
研究実績の概要 |
2021年にも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大から大きな支障を受けた。本研究は国際比較研究であり、主要な研究方法は現地でのインタビュー調査や訪問交流であるが、外国への調査出張が実現できず、新型コロナウイルス感染症の感染拡大から大きな影響を受けた。 研究を推進するために、2021年度の研究実施の重心も2020年と同様に、日本国内における研究活動へ切り替えた。そして対面での調査訪問より、オンラインでのインタビュー調査・交流を実施するように切り替えた。具体的に、ツカキグループ、小丸屋住井、高岡屋、生田産機工業株式会社、松栄堂、銀鳥産業、丸三ハシモト株式会社などの長寿企業に対して調査研究を実施し、一部の研究成果を出した。 論文:①「危機に強い日本の長寿家族企業:老舗「松栄堂」の事例を中心に」『商工金融』2021年4月号;②「COVID-19 影響下におけるアジア中小企業の企業家活動プロセス― 中国・韓国・タイの国際比較 ―」『立命館経営学』第60巻第2号;③「316年日本老舗松栄堂:主動出撃化危為機」『家族企業』第68号;④「少子高齢化下的接班人困境」『家族企業』第72号;⑤「家族企業的伝承与責任」『家族企業』第75号。 講演:①「家族治理的関鍵」(『家族企業』雑誌CFBR事業承継モデル国際フォーラム 2021年4月8日);②「京都の老舗企業」(第50回京都産業学研究会 2021年7月5日);③「日本の長寿家族企業の特徴:東アジアの共通性と多様性」(国際後継者フォーラム第10回後継者アカデミー合同講義 2021年12月2日)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、外国への調査研究と訪問交流はできなくなった。そのため、本研究の最終年度である2021年度に予定していた中国大陸、台湾への追加インタビュー調査が実現できなかったのである。したがって本研究は2022年度までの延長を実施した。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度において、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じて、柔軟に調査研究を推進していきたい。現地での調査研究が依然として厳しいのであれば、オンラインでのインタビュー調査と訪問交流の実現可能性を探りながら、研究遂行のために最大限の努力をして、本研究の取りまとめ作業に入る予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、外国への調査研究と訪問交流はできなくなった。そのため、本研究の最終年度に予定していた中国大陸、台湾への追加インタビュー調査が実現できなかったのである。したがって本研究は2022年度までの延長を実施した。 2022年度において、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じて、柔軟に調査研究を推進していきたい。できれば追加ヒアリング調査を実現したい。現地での調査研究が依然として厳しいのであれば、オンラインでのインタビュー調査の実現可能性を探りながら、研究遂行のために最大限の努力をして、本研究の取りまとめ作業に入る予定である。
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