| 研究課題/領域番号 |
17K03932
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| 研究機関 | 東京都立産業技術大学院大学 |
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研究代表者 |
板倉 宏昭 東京都立産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (80335835)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | サイト・スペシフィック・ストーリーテリング / 地域ならではの物語 / 戦略化 / 内部力（ジモティ） / 外部力（ヨソモノ） / 内部力と 外部力の新結合 / 地域コミットメント / 超産業戦略 |
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| 研究実績の概要 |
地域ビジネスを構造的に理解するため地域価値連鎖（地域バリューチェーン）による分析を進めている。
地域ビジネスの基盤となる「『地域ならではの物語』を売ること」を「サイト・スペシフィック・ストーリーテリング（Site Specific Storytelling:ＳＳＳ）」と定義し、その構造を明らかにする。構造として、地域価値連鎖（地域バリューチェーン）によるフレームワークを提案して、分析を進めている。
地域ビジネスに有効なＳＳＳの規定要因と影響要因を明らかにすることにより、地域企業のみならず、全国企業の地域戦略や行政の政策に貢献できる。
単なるミクロな個別プロセス研究ではなく、理論的にＳＳＳの戦略化の観点から、組織論と戦略論の新たな展開を図る。そのため、事例研究とともに、計量データによる分析ををすすめている。四国の事例に加えて八丈島などの島しょ部や檜原村の多摩地区、東京都区部など東京圏の事例の分析を加えて進めている。
コロナ感染症の影響から現地出張が大きく制約されている。そこで、現地調査をしなくてもできる文献や各種統計による分析中心としている。全国のケースを収集して、地域バリューチェーンの観点から一流出版社から、ケース集を出版する予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ感染症の影響で、出張が許可されておらず、地域ビジネスのフィールド調査ができていない。
コロナ感染症の影響で、一部の研究発表等が中止となっている。
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| 今後の研究の推進方策 |
コロナ感染症の影響で、出張が許可されておらず、地域ビジネスのフィールド調査ができていない。また、コロナ感染症の影響で、一部の研究発表等が中止となっている。
現地調査をしなくてもできる文献や各種統計による分析中心としている。
また、ケース集の出版を確実に進めたい。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究調査対象の変更とコロナ感染症の影響で国内外のフィールドスタディ及び発表ができなかった。
地道なフィールドスタディを伴う調査研究は、単独の研究では、困難であり、産学連携により必要な研究支援者を確保して、調査を進めたい。
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