• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

勤労者の専門性と組織の専門性マネジメントの研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K03949
研究機関青山学院大学

研究代表者

山本 寛  青山学院大学, 経営学部, 教授 (30240120)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード専門性マネジメント
研究実績の概要

コロナ禍の影響により、中国での企業の人事担当管理職を対象としたインタビュー調査および勤労者対象の調査の実施が不可能となった。また、日本での企業および個人対象のインタビュー調査もコロナ禍の影響により、一部を除き実施が不可能となった。そのため、以上をもとにした学会報告や論文の執筆も不可能となった。以上の状況から、本年度は、これまでの研究実績をもとにした日本語版の研究書の執筆を進めた。具体的には、まえがき、第1章 専門性とは何か(第1節専門性の定義、第2節専門性の特徴、第3節専門性の関連概念、第4節専門性の分類、第5節人材育成と専門性、第6節専門性の次元や構成概念、第7節専門性の評価・測定)、第2章 専門性意識とは何か(第1節専門性意識をどのようにとらえるか、第2節専門性意識の関連概念)、第3章 専門性や専門性意識に影響する要因(第1節個人的要因、第2節組織などの環境要因、第3節専門性マネジメント)、第4章 専門性や専門性意識の影響(第1節専門性や専門性意識と職務態度やキャリア意識との関係、第2節専門性や専門性意識と職務行動や業績との関係)、第5章 専門性意識尺度の開発とその妥当性(第1節専門性意識の測定、第2節専門性意識の構造と他の概念との関係、第3節実証分析の方法、第4節専門性意識尺度の構造と妥当性についての実証分析、第5節多特質-多方法のマトリックスによる専門性意識尺度の妥当性の検証)、第6章 専門性や専門性意識の要因とその影響についての実証分析(第1節実証分析の方法、第2節専門性や専門性意識の要因についての実証分析、第3節専門性や専門性意識の影響についての実証分析、第4節調査結果が示唆することー考察と展望)については、原稿がほぼ完成し現在推敲中である。2021年中に、『(仮)働く人の専門性と専門性意識』として、(株)創成社より出版予定となっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

理由
本年度の研究実施計画の中心は、①日本及び外国で企業及び個人に対するインタビュー調査を行うこと、②日本及び外国の民間企業正規従業員に対する質問票調査を同時点で実施すること、③調査結果を学会報告、論文にまとめ公開することであった。①の日本での個人に対するインタビュー調査は一部実施できたが、②の質問票
調査の実施およびそれに基づく③の調査結果を学会報告、論文にまとめ公開することができなかったため、(4)とした。

今後の研究の推進方策

インタビュー調査および質問票調査については、コロナ禍が継続していることによる不確定要素の部分が大きいが、状況に応じ最大限、調査を実施し、データが取れ次第、学会報告、論文の執筆を実施していく。また、これまでの研究実績をもとにした日本語版の研究書の執筆は順調に進んでおり、2021年中には、『(仮)働く人の専門性と専門性意識』として、(株)創成社より出版予定である。

次年度使用額が生じた理由

理由 本年度、コロナ禍により日本における組織従業員への質問票調査を実施しなかったため。
使用計画 次年度、本年度分と併せ、調査会社にアメリカ、中国各200人、日本400人のデータ回収を目標とするインターネット調査を委託する。また、調査結果の分析、発表等のため、結果を入力したデータファイルを調査会社に作成してもらう。以上の費用に充当する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 青山学院大学経営学部山本寛研究室

    • URL

      http://yamamoto-lab.jp

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi